便秘と痔の関係について

今から10年以上前、20代の前半で初めて痔を患いました。 きっかけは忘れてしまいましたが、痔の種類としては、いわゆる「イボ痔」でした。 小指の爪位の大きさの痔核がお尻から飛び出したような状態で、立っていても座っていても身を切られるような痛みが有りました。

初めは市販の塗り薬を薬局で購入して塗っていましたが、一向に良くならなかったので諦めて病院(肛門科)を受診しました。 そこで塗り薬と坐薬を処方してもらい、指示された用法通りに数日使用したところ何とか快方に向かいました。が、地獄の苦しみから解放されホッとしたのも束の間、その事をきっかけに痔になり易い状態になってしまったのです。

しかも初めはイボ痔でしたが、再発を繰り返すうちにお尻が切れやすい状態となり「切れ痔」へと変化していきました。 イボ痔はイボ状の痔核が痛みの元なので、そこに触れなければ痛みはありません。つまり、気をつけながらであれば大便時の痛みはありません。

しかし、切れ痔はお尻が切れているため便が出る際に痛みを伴います。便が硬ければ硬いほど痛いんです。折角塗り薬や坐薬で治りかけても硬い便が出る時に再び裂けてしまってまた振り出しに戻るという事もあります。

なんとかならないかと病院で相談した所、「便秘になると便が硬くなるから余計に痛みの原因になりますよ。漢方薬配合の弱い下剤を処方するので、予防的に毎日服用する事を薦めます。」とアドバイスを頂き、それまで縁の無かった下剤を服用する生活が始まりました。

半信半疑の中、毎日服用した所それまでと比べ明らかに便が柔らかくなり毎日必ず便通が有るようになりました(それまでは2日出ない日も)。 下剤を常用するようになり彼此4年は経ちましたが、だいぶ落ち着き今では切れ痔が発症するのはせいぜい年に1~2度といったところです。

以上、私の体験談ですが「便秘と痔」は大いに関係があるので、痔に悩む人の助けの一助になれば幸いです。